パパの悩み①仕事と育児のバランス

パパの日常

わが家には、2歳児と4歳児がいます。

毎日がにぎやか……というと聞こえはいいですが、実際はかなりの戦場です。かわいい。ものすごくかわいい。けれど、そのかわいさだけでは押し切れない瞬間が、育児にはしっかりあります。

妻は現在育休中で、基本的には家にいてくれています。だからといって、「じゃあ育児は全部お願いで」となるほど、家庭は単純ではありません。むしろ、そんなことをした日には家庭内の空気が一気に荒れます。風当たりが強くなる、なんてレベルではなく、「あ、これは完全に采配を間違えたな」と悟るような空気が流れます。

育児は、家にいる方が自動的に全部やるものではない。頭ではわかっているつもりでも、日々の忙しさの中で、その当たり前を見失いそうになることがあります。

私は在宅勤務がメインで、月に2〜3回ほど出社しています。働き方だけ見れば、かなり家庭と両立しやすそうに聞こえるかもしれません。通勤時間も少ないし、家にいる時間も長い。きっと育児参加もしやすいんでしょう、と。

……いや、それがですね、家にいることと、家庭が回ることは、まったくの別問題なんです。

仕事の時間は9時から18時。一応そう決まってはいるものの、現実はそんなにきれいに終わりません。日によっては業務時間内に片付かず、「あと少しだけやれば終わるのに」というタスクを抱えたまま18時を迎えることも珍しくありません。

そしてここで発生するのが、わが家の大きなテーマです。

「残業、どれくらいする?」
「それ、いつやる?」

たったこれだけの話に見えて、これがなかなか重い。仕事の都合だけでは決められないし、かといって家庭の都合だけでも決めきれない。夫婦どちらか一方の我慢で押し切れば、一時的には回るかもしれません。でも、そのしわ寄せはだいたい後で大きく返ってきます。

18時を過ぎて、「よし、子どもたちが落ち着いたら、もう少しやるか」と思うことはよくあります。あるいは、「今日はちょっとだけ頑張れば明日が楽になる」と、自分の中で静かに気合いを入れることもあります。

でも、そんな決意をした直後に、リビングから子どもたちの泣き声や叫び声が聞こえてくるんです。

あれを無視できますか。私は無理です。

「まあ、泣いているけどママがいるし……」と割り切れる日も、ゼロではありません。でも、泣き声のトーン、叫びの長さ、兄弟げんかの気配、何かが倒れたような音。そういうものが重なると、パソコンの画面に向かいながらも、意識はもう完全に仕事から引き剥がされます。

メールの文面を考えていても頭に入らないし、資料を見ていても内容が飛んでいく。気づけば「これはもう仕事しているふりをしているだけでは?」みたいな状態になる。だったら中途半端に粘るより、いったん仕事を止めて育児モードに切り替えた方がいい。そう判断することも少なくありません。

こうして私は、仕事モードから育児モードへ、半ば強制的に切り替わります。さっきまで画面越しに穏やかにやり取りしていたのに、次の瞬間には「それは投げない!」「順番だよ!」「ちょっと待って、今ズボン履こう!」と言っている。在宅勤務の何が大変かって、この切り替えの急さだと思っています。

通勤がない分ラクな面はたしかにあります。でもそのぶん、仕事と家庭の境界線もあいまいになりやすい。終業のチャイムが鳴ったから終わり、とはならないし、家にいるからすぐ対応できるでしょ、にもなる。便利さと引き換えに、気持ちの逃げ場がなくなる感覚があります。

しかも相手は、2歳児と4歳児。話せばわかる場面も増えてきたけれど、もちろん話してもわからないことの方が多い。お腹が空いた、眠い、甘えたい、気に入らない、先にやりたかった、そっちのコップがよかった――理由があるようでないような、でも本人たちにとっては一大事な出来事が、夕方から夜にかけて一気に押し寄せます。

大人の「あと10分だけ待って」が通用しない世界で、大人の都合をどうやって成立させるのか。これは想像以上に難しい問題です。

だから最近よく思います。在宅勤務で育児もしながら働くというのは、単に「家で仕事している人」ではなく、常に複数の役割を行き来している状態なんだなと。

社員であり、夫であり、父であり、ときには子どもの仲裁役であり、おむつ確認係であり、食事介助係でもある。その全部を同時進行で、しかもなるべく家庭の空気を悪くしないように回そうとするわけですから、そりゃあ簡単ではありません。

このブログでは、そんなわが家のリアルを、なるべく正直に書いていきたいと思っています。きれいごとだけでは済まないこと。理想通りにいかないこと。夫婦でうまく分担できる日もあれば、見事に崩れる日もあること。でも、その中でも「どうすれば少しマシになるのか」「どう考えれば息苦しさが減るのか」を、試行錯誤しながら言葉にしていけたらと思っています。

在宅勤務だからラク、育休中だから回る、という単純な話では片づけられない毎日。仕事を終えたい気持ちと、家族を放っておけない気持ちの間で揺れながら、今日もまたパソコンを閉じ、リビングへ向かうのでした。

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